看護部のご紹介
Nurse
看護部のご紹介
新型コロナウイルスに翻弄された3年間、未知のウイルスへの恐怖により誹謗中傷と感謝を経験いたしました。医療業界だけでなく一般家庭も同様だったのではないでしょうか。当院も、院内での心無い発言が見受けられ心を痛めましたが、看護の心、患者様への思いは揺らがず、職員全員での助け合い・励ましへと変化し、看護を行うことができました。本コロナ禍で得たものは必ず地域の皆様への看護に良い影響を与えると確信しています。
私ども職員にとって本禍では、たくさんの学び・経験がありました。職員間だけでなく患者様に対してもホスピタリティの精神にて看護を行って参りたいと考えています。
新型コロナウイルス感染症が5類感染症へと位置付けが変わりますが、病院の感染対策は変わりません。入院生活や面会等、患者様・ご家族様にはまだまだご不便をお掛けすることと思いますがご理解の程、何卒宜しくお願いいたします。
看護部長 釘島 詠花
看護部の理念
私たちは 熱い心 温かい対応 安心できる技術で
地域の皆様に信頼される看護を提供します
2023年度看護部目標
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1. 良質な看護を提供する
- 倫理的感性とホスピタリティを高め、病院で出会う人々に快適な環境を提供する。
- 看護手順を遵守し、安全な看護を提供する。
- QC活動に取り組み、業務改善を行う。
- 各看護単位の専門性を持ったチーム医療を行う。
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2. 人材育成の推進を図る
- 自己の目指す看護師像への目標設定の推進
- 自己のクリニカルラダーレベルの目標設定と達成支援
- 自己研鑽目標の設定と達成支援
- 院内認定看護師制度の普及。
- 認定看護師受講を支援する。
- 自己の目指す看護師像への目標設定の推進
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3. 病院経営へ貢献する
- 重症度、医療・看護必要度における 28%の維持。
入院基本料
急性期入院一般基本料Ⅰ (7 対 1)(許可病床数206床)
看護要員数
正職員 | 看護師 | 152 名 |
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会計年度任用職員 | 看護師・准看護師(勤労学生含む) | 30 名 |
看護補助者(勤労学生・クラーク含む) | 24 名 |
2023年3月時点
看護単位数
6単位(病棟 4、外来(健診センター含む)、手術室)
看護提供方式
固定チームナーシング制:2階西病棟、2階東病棟
PNS看護方式:3階西病棟、3階東病棟
勤務体制
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外来
- 2交替制(日勤 8:30 ~ 17:15 )(夜勤 16:30 ~ 翌9:15 )
- 遅出勤務( 12:30 ~ 21:15 )
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病棟
- 2交替制(日勤 8:30 ~ 17:15 )(夜勤 16:30 ~ 翌9:15 )
- 早出勤務( 7:00 ~ 15:45 )
- 遅出勤務( 10:30 ~ 19:15 )
各部署紹介
クリックすると各部署の紹介がご覧になれます
当院外来看護師は、患者さんに安心して満足した検査や診療が受けられるように配慮し、専門職としての誇りと思いやりの心で看護を提供しています。地域住民の方々の疾病の予防、健康回復・維持向上の為、専門的な知識を習得したがん化学療法認定看護師、救急看護認定看護師、皮膚・排泄ケア認定看護師、糖尿病コーディネーター看護師、糖尿病療養指導士、肝炎コーディネーター看護師などを中心に良質な看護を提供できるように努めています。また、患者さんが安心して受診・入院ができるよう、病棟看護師や他職種とも連携を強化し、役割を果たせるように取り組んでいます。
当院は3つの手術室で脳神経外科、外科、整形外科、婦人科、泌尿器科の手術を行っています。手術室看護師は12名。私たちを信頼し手術を受ける患者さんに対し、安心で安全な手術看護を実践するために日々自己研鑽に励みながら頑張っています。
病気は患者・家族の皆様の日常生活を大きく変えるばかりではなく、様々な不安と恐怖を与えます。
特に「手術」と聞くだけでますます不安は大きくなるのではないでしょうか。
手術室看護師は患者・家族の皆様の不安や緊張を少しでも軽減できるように手術前に患者さんからお話を伺い、手術の流れや麻酔について説明し、安心して手術当日が迎えられるように支援を行っています。
2階東病棟は整形外科・小児科の病棟です。転倒や事故による骨折や膝・股関節の疾患の手術を受けられる患者さんが主に入院されています。
最近では、骨粗鬆症の治療や予防のための生活指導も行っています。患者さんの日常生活の質が向上することを目的として日々サポートを行っています。元の生活に近づけるよう入院時よりリハビリやMSWなど他職種と連携して情報共有を行い必要時は退院支援調整も行っています。小児科では肺炎や気管支喘息で入院されることが多く、子供達や親御さんが安心して過ごせるような関わりを持つようにしています。
2 階西病棟は、脳神経外科・脳神経内科・内科(主に糖尿病代謝)の病棟です。
脳神経外科・脳神経内科は、脳卒中(脳出血・脳梗塞)、脳神経障害、脳腫瘍などで、手術や点滴治療、リハビリ目的の患者さんが入院されています。動くこと、話すこと、食べることなどの機能回復を目指して、医師・看護師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・栄養士・医療ソーシャルワーカー・医療事務(以下多職種)などが連携しています。
内科は、糖尿病で、インスリン・内服薬治療、教育目的の患者さんが入院されています。糖尿病専門医・糖尿病コーディネーター・糖尿病療法士を取得した看護師が中心となり、多職種とともに、患者さんとともに糖尿病に向き合い、治療、教育、指導を行っています。
患者さん・ご家族の意向に添い、安心な在宅での自分らしい生活に向けて、地域の病院・施設・社会資源と協力し、患者さんの支援に努めています。
3 東病棟は、循環器・呼吸器・消化器・内分泌系の内科疾患の急性期から慢性期までの患者さんを受け入れる内科病棟です。パートナーシップナーシングシステム(PNS)の看護体制で、専門的な知識のもと安全安心な看護と療養環境の提供に努めています。又患者さんの思いに添い、他職種とカンファレンスを行い、出来る限り自宅退院出来るように、働きかけを行っています。
ベテラン看護師から子育て中のママさん看護師・パパさん看護師と年代は様々ですが、家庭と仕事を両立して日々皆で協力して頑張っています。
3 西病棟は、外科、婦人科、泌尿器科、消化器内科の混合病棟です。外科、婦人科は、主に手術を必要とする患者さんや、化学療法を必要とする患者さんが入院されています。泌尿器科は、腎盂腎炎の治療やステント治療などの患者さんが多く、消化器内科は、主に胃や腸の内視鏡治療の患者さんが入院されています。侵襲的な治療を受けられる患者さんが多いため、治療前後の不安が少しでも軽減でき、安全に安心して治療を受けて頂く事で、1日も早く元の生活やその方に合った場所に戻れるよう、患者さんに寄り添った看護を提供していきます。
教育体制
現任教育
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教育目的
- 1.病院及び看護部の理念・方針を具現化するために必要な教育を行う
- 2.看護の専門職として臨床実践能力・役割遂行能力・教育、研究能力を培う
- 3.チーム医療を実践し、患者ケアの質的向上を図る
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教育目標
- 1.看護部クリニカルラダーに基づき 看護の専門的知識・技術を段階的に習得し臨床実践能力を向上させる
- 2.医療安全に対する感受性を高め、安全な看護を提供する
- 3.専門職業人として自律し、資質の向上を目指す
新人看護師教育
- 新人看護師が基本的な臨床実践能力を獲得するために、1年間の教育プログラムを実施しています
- 新人教育には看護部門全体で積極的に取り組みます
- 新人看護師には、先輩看護師:「プリセプター:実地指導者」を1対1のサポート担当として任命し、さらに「教育担当者」としてベテランの先輩看護師が見守る体制を実施しています
- プリセプター、教育担当者は新人看護師指導についての研修を受けて準備しています
- 配属部署では習得できない技術を学び、各部署の看護の特殊性を知り、 自部署の看護に結びつけることを目的にローテーション研修を実施しています
認定看護師
がん看護を必要とする患者さんとご家族が、生きていく上で大切にしたいことを一番に考え、療養生活を支援できるように、がん医療、就労相談、アピアランスケアに関する情報提供、リンパ浮腫のケア、痛みや抗がん剤治療による副作用の個々に合わせた対応も行っております。
クリティカルケア特定認定看護師の草場です。2014 年に救急看護認定看護師を取得、2019 年に特定行為研修を修了しております。当院は、救急医療を担う施設であり、救急看護の質の維持と向上は不可欠です。高度専門職者として、救急看護実践並びに、院内・院外への教育を実施し、地域住民が安心して医療を受けることができるよう努力していきます。
患者さんが安全な環境で安心して治療を受け、職員が安全に働けることを目指しています。多職種チームである感染制御チーム(ICT)や感染制御リンクナースと共に「手洗い」といった標準予防策の遵守など院内の感染対策の質の向上に向けて日々活動をしています。
皮膚・排泄ケア認定看護師の原です。2015 年に資格を取得し、褥瘡やさまざまな慢性創傷、ストーマを造設された患者さんや御家族に対して、日々の処置や装具交換、社会復帰への支援や社会資源の活用などのサポートを行っています。専門外来も開設していますので、難治性の創、ストーマ管理、排泄の事でお困りの方はご相談下さい。