看護部のご紹介

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看護部のご紹介

日本では2024年以降、生産年齢人口の急激な減少や85歳以上の高齢者の増加により、社会構造が大きく変化すると言われています。こうした変化に対応するため、地域包括ケアシステムの構築や、医療と生活が一体となった「地域完結型医療」への転換が進んでいます。当院も2040年を見据え、地域に求められる医療の姿を明確にし、着実に歩みを進めています。 看護職員は患者さんに最も近い存在です。当院には「患者さんに寄り添う看護」を大切にする職員が多く、その姿勢は私たちの誇りです。社会や医療が多様化する中で、これまでの習慣や知識だけにとらわれず、柔軟な発想と深い思考力を持ち、その人らしい生き方を支える看護を実践できる人材の育成を目指しています。

昨年度は「なりたい看護師像を見つめる1年」でした。認定看護師を目指す者、訪問看護に挑戦したい者、コミュニケーションを通して患者さんの課題を見出す看護師、組織を支える幹部を志す者など、多様なビジョンが生まれました。どの道にも自己研鑽は欠かせませんが、看護部はその挑戦を全力で支援していきます。

また、医療DXの推進や働きやすい職場づくりにも積極的に取り組み、看護職員が安心して成長し続けられる環境整備を進めています。

2040 年に向けて、私たちは一人ひとりのビジョンを大切にしながら、病院と看護部が一丸となり、地域の皆さまに信頼される看護を提供してまいります。

伊万里有田共立病院 看護部長 釘島 詠花

看護部の理念

私たちは 熱い心 温かい対応 安心できる技術で
地域の皆様に信頼される看護を提供します

入院基本料

急性期一般入院基本料Ⅱ (10 対 1)(許可病床数206床)

看護要員数

正職員 看護師 157 名
会計年度任用職員 看護師・准看護師(勤労学生含む) 25 名
看護補助者(勤労学生・クラーク含む) 30 名

2025年12月時点

看護単位数

6単位(病棟 4、外来(健診センター含む)、手術室)

看護提供方式

固定チームナーシング制:2階西病棟、2階東病棟
PNS看護方式:3階西病棟、3階東病棟

勤務体制

  • 外来

    • 2交替制(日勤 8:30 ~ 17:15 )(夜勤 16:30 ~ 翌9:15 )
    • 遅出勤務( 12:30 ~ 21:15 )
  • 病棟

    • 2交替制(日勤 8:30 ~ 17:15 )(夜勤 16:30 ~ 翌9:15 )
    • 早出勤務( 7:00 ~ 15:45 )
    • 遅出勤務( 10:30 ~ 19:15 )

各部署紹介

クリックすると各部署の紹介がご覧になれます

外来

当院外来看護師は、患者さんに安心して満足した検査や診療が受けられるように配慮し、専門職としての誇りと思いやりの心で看護を提供しています。地域住民の方々の疾病の予防、健康回復・維持向上の為、専門的な知識を習得した救急看護認定看護師、皮膚・排泄ケア認定看護師、糖尿病コーディネーター看護師、糖尿病療養指導士、肝炎コーディネーター看護師などを中心に良質な看護を提供できるように努めています。また、患者さんが安心して受診・入院ができるよう、病棟看護師や他職種とも連携を強化し、役割を果たせるように取り組んでいます。

手術室

当院は3つの手術室で脳神経外科、外科、整形外科、婦人科、泌尿器科の手術を行っています。手術室看護師は12名。私たちを信頼し手術を受ける患者さんに対し、安心で安全な手術看護を実践するために日々自己研鑽に励みながら頑張っています。
病気は患者・家族の皆様の日常生活を大きく変えるばかりではなく、様々な不安と恐怖を与えます。
特に「手術」と聞くだけでますます不安は大きくなるのではないでしょうか。 手術室看護師は患者・家族の皆様の不安や緊張を少しでも軽減できるように手術前に患者さんからお話を伺い、手術の流れや麻酔について説明し、安心して手術当日が迎えられるように支援を行っています。

2階東病棟

2階東病棟は整形外科・小児科の病棟です。転倒や事故による骨折や膝・股関節の疾患の手術を受けられる患者さんが主に入院されています。
最近では、骨粗鬆症の治療や予防のための生活指導も行っています。患者さんの日常生活の質が向上することを目的として日々サポートを行っています。元の生活に近づけるよう入院時よりリハビリやMSWなど他職種と連携して情報共有を行い必要時は退院支援調整も行っています。小児科では肺炎や気管支喘息で入院されることが多く、子供達や親御さんが安心して過ごせるような関わりを持つようにしています。

2階西病棟

2階西病棟は、脳神経外科・脳神経内科・内科(主に糖尿病代謝)の疾患の患者さんが入院される病棟です。
脳の疾患により、動くこと、話すこと、食べること等の機能に障害を来たす方もいらっしゃいますが、多職種と連携して、機能回復の訓練を行い、患者さんご家族が望まれる療養環境を選択していきます。
また糖尿病内科においては、知識・経験豊富なスタッフが、患者さんに寄り添い、糖尿病の教育を行っています。幅広い年齢層のスタッフですが、みんなで協力し合い、患者さんに最適な看護を提供できるよう、日々切磋琢磨しております。

3階東病棟

3階東病棟は、呼吸器・消化器内科と泌尿器科の混合病棟です。
パートナーシップ(PNS)の看護体制で、専門的な知識のもと安心安全な看護と療養環境の提供に努めています。2類感染症を受け入れる病棟でもあり、新興感染症に対し万全の対策で対応できるようスタッフが日頃より勉強会を行い知識や技術の向上に努めています。
症状や全身状態の観察はもちろんのこと、患者さんの日々の小さな変化からその思いを汲み取り、寄り添った看護が提供できるようチームで取り組んでいます。

3階西病棟

3階西病棟は、外科、婦人科、消化器内科の混合病棟です。
外科的手術や化学療法を必要とする患者さんが多く入院されています。
外科、婦人科とも腹腔鏡手術が主で入院期間は短めです。化学療法は様々な種類のがん治療薬が開発・承認されているため、短い期間で安全に治療を受けていただけるようスタッフ一同新たな知識の習得にも努めています。
身体への負担が大きな治療を受ける患者さんが多いため、薬剤師や管理栄養士、リハビリテーション科、入退院支援部門など多職種と常に連携しながら患者さんをサポートし、治療前後の不安が少しでも軽減し、安心して治療を受けていただけるよう患者さんに寄り添った看護を提供しています。

教育体制

  • 教育目的

    • 1.病院の理念、看護部の理念、基本方針に基づいて必要な教育を行う
    • 2.看護の専門職として臨床実践能力、役割遂行能力、教育・研究能力を培う
    • 3.チーム医療を実践し、患者ケアの質向上を図る
  • 教育目標

    • 1.看護部のラダーシステムに基づき、看護の専門的知識・技術を段階的に習得し臨床実践能力を向上させる
    • 2.医療安全に対する感性を高め、安全な看護を実践する
    • 3.チーム医療の中で看護の倫理観に基づいた役割遂行を実践する
  • 当院では、日本看護協会のJNAラダーに基づいた教育プログラムを整備し、看護師一人ひとりの成長を継続的に支援しています。

    ラダー段階に合わせた必須研修計画

    看護実践能力を段階的に高められるよう、ラダーごとに必要な知識・技術を明確化し、新人からベテランまで “今必要な学び“ に取り組める研修を計画的に提供しています。

    eラーニングを活用した柔軟な学習環境

    eラーニングを導入し時間や場所にとらわれず自分のペースで学習できる環境を整えています。

    自己ビジョン達成へのサポート

    看護師が主体的にキャリアを描き、実現していくことを大切にしています。キャリア面談や個別支援を通じて「自分はどう成長したいか」という自己ビジョンの明確化と、その達成に向けた取りみを支援します。

    主体的に学び続ける姿勢を育む

    “与えられる研修”ではなく“自ら選び、深める学び”を重視し、看護師一人ひとりが主体的に取り組めるよう、学習環境・支援体制を整えています。

    クリニカルラダーシステム

認定看護師

クリティカルケア特定認定看護師 : 草場賢太郎

クリティカルケア特定認定看護師の草場です。2014年に救急看護認定看護師を取得、2019年に特定行為研修を終了しております。当院は、救急医療を担う施設であり、救急看護の質の維持と向上は不可欠です。救急看護実践並びに、院内・院外への教育を実施し、地域住民が安心して医療を受けることができるよう努力していきます。

集中ケア認定看護師:池田 周平

手術後や重症状態にある患者さんの全身状態を永続的に観察し、状態悪化の予防と早期回復を目指した看護を行っています。人工呼吸器管理や循環管理など集中治療を必要とする患者さんに対し、医師やリハビリスタッフなど多職種と連携しながら、早期リハビリテーションや合併症予防に取り組んでいます。患者さんだけでなくご家族にも寄り添い、安心して治療に臨めるよう支援することを大切にしています。

感染管理認定看護師 :加藤善満

患者さんが安全な環境で安心して治療を受け、職員が安全に働けることを目指しています。多職種チームである感染制御チーム(ICT)や感染制御リンクナースと共に「手洗い」といった標準予防策の遵守など院内の感染対策の質の向上に向けて日々活動をしています。

皮膚・排泄ケア認定看護師 :原 眞理

皮膚・排泄ケア認定看護師の原です。2015 年に資格を取得し、褥瘡やさまざまな慢性創傷、ストーマを造設された患者さんや御家族に対して、日々の処置や装具交換、社会復帰への支援や社会資源の活用などのサポートを行っています。専門外来も開設していますので、難治性の創、ストーマ管理、排泄の事でお困りの方はご相談下さい。

緩和ケア特定認定看護師 :佩川 富士華

患者さんが大切にしていることを尊重し、生活の質を高め、最期まで前向きに生きることを目標に、症状緩和や意思決定支援、ご家族の心のケアを中心に活動しています。
生命に関わるつらい診断を受ける方やそのご家族は、早期から治療と同時に緩和ケアを受けることができます。緩和ケアで心やからだの痛みがやわらぎ、治療や生活を楽にする手助けができます。
緩和ケアは、いつでもだれでも受けることができます。当院に通院中の方も、そうでない方もお気軽にご相談ください。

救急看護認定看護師 :松尾 昌和

10年ほど、救急領域の看護師として従事し、2024年に資格を取得しました。
心肺蘇生術や外傷処置、急性期症状の観察・管理を専門的に行いながら、医師や他のスタッフ・伊万里有田地区の消防隊の方々と連携して患者さんの命を守るために尽力しています。生命の危機にある患者さんとご家族に寄り添った看護を行います。また、正規の救命処置コースのイントラクターとして、院内のみならず、地域の医療従事者のスキルアップ・救命率向上に向けて取り組んでいきたいと思います。

糖尿病コーディネーター

糖尿病コーディネーター紹介

佐賀県内でも糖尿病患者さんは増加傾向にあります。当院とかかりつけ医、多職種との連携を図り糖尿病患者さんのサポートを行い、合併症、重症化予防のための活動を行っています。
血糖コントロールが困難な患者さんには、入院中にリーフレットを使用し、個別的な教育指導、相談を行っています。
当院での治療が終了し、病状が安定後かかりつけ医に戻られた場合は、地域の医療機関へ訪問し、患者さんの定期受診や検査データの確認、スタッフへの指導、相談を行っています。
外来では、定期的に受診される患者さんに、療養指導や血糖測定、インスリン機器の説明や相談を行っています。毎週月曜日は、予約制で専任看護師がフットケア外来を行っています。足の状態を観察し、一人一人の患者さんに合うケアを提供しています。

肝炎コーディネーター

肝炎コーディネーターの紹介

肝炎コーディネーターを中心に、毎年開催される肝炎デーに向けてイベントを企画し、肝炎についての基礎的知識の提供、県内で行われるイベントの紹介やポスターを掲示し肝炎についての新しい情報を発信しています。肝炎治療が必要な患者さんや開始される患者さんには、肝炎治療助成金制度の説明、申請手続きについての相談、かかりつけ薬局への情報共有などを行いスムーズに治療が開始できるように橋渡しをしています。また、治療が終了した患者さんには継続的に受診されるようお声掛けをし、健康な肝臓を保つために食事や運動についてのパンフレットを説明して渡しています。栄養士や理学療法士と連携し、一人一人のニーズに沿った対応ができるよう努めています。