医療機器管理室

トップ > 医療設備の情報 > 医療機器管理室

Division of Medical Equipment Management

医療機器管理室

臨床工学技士(CE)は、メディカルスタッフの一員であり、常に進化している医療機器の専門家として、生命維持管理装置の操作・保守点検・整備・修理・使用方法の伝達等を行い、安全な医療機器運用に貢献しています。また、病院スタッフが安全かつ正確に使用できるように研修会等の開催も行っています。

主な業務内容

  • 医療機器管理業務

    医療機器管理室では機器管理ソフトを用いた中央管理を行っており、輸液ポンプ、シリンジポンプ、人工呼吸器、心電図モニター、対外循環装置などの機器の保守点検と消耗品の払い出し、新規機器の導入時の機器選定等を主に行っています。

    主な管理医療機器
    人工呼吸器 14台
    生体情報モニター 128台
    輸液ポンプ 94台
    シリンジポンプ 59台
    栄養ポンプ 2台
    低圧持続吸引器 5台
    対外循環装置 1台
    超音波ネブライザー 27台
    パルスオキシメーター 32台
    自動血圧計 32台
    光輝度光源装置 5台
    空気圧式マッサージ器 14台
    体温保持装置 1台
    超音波診断装置 10台
    麻酔器 3台

  • 人工呼吸器関連業務

    人工呼吸器を使用している場合は、定期的に訪室し安全かつ正常に人工呼吸器が作動しているかをチェックします。患者さんの状態に適した設定になっているか等、医師と検討しより良い呼吸管理ができるように努めています。

  • 血液浄化関連業務

    血液浄化装置を用いて急性腎不全等に対して持続血液透析濾過法(CHDF)などの血液浄化業務を行っています。

  • 腹水関連業務

    癌性腹膜炎でみられる難治性腹水等による腹満感や呼吸苦などが生じて抗癌治療の継続が困難になることもあります。そのような患者さんに対して抜水のみでは患者さんの全身・栄養状態のさらなる悪化につながる可能性があるため、腹水から癌細胞、血球、細菌などの細胞成分、水分を除去濃縮し、患者さんに必要な成分だけを静脈内に点滴する腹水濾過濃縮再静注法(CART)業務を行っています。